「リメイクシリーズ、ついに完結」スクウェア・エニックスが6月に空欄だった発売日と価格を9月3日に埋めました
発売日は2027年4月8日(木)、対応機種は6つです。日本での価格は通常版9,900円(税込)から、パッケージの三部作セット77,777円(税込)まで7種類。三部作をまとめたトリロジーエディションの11,330円は予約購入時の価格で、日本国外の価格はまだ出ていません。

同じ日に出た二つの文書が、対応機種について違うことを言っています。ソニーが運営するPlayStation.Blogに2026年9月3日付で載った記事の見出しは「Final Fantasy VII Revelation launches on PS5 April 8, 2027」で、本文にPS5以外の機種は一度も出てきません [1]。同じ日にスクウェア・エニックスが出したリリースは、副題からして別物です。「『ファイナルファンタジーVII リメイクシリーズ』、ついに完結」と書き、対応機種の欄には6行が並んでいます [2]。2026年9月3日時点で正しいのはリリースのほうです。PS5独占ではありません。
1997年の一本を三本に分けたシリーズの最後
『ファイナルファンタジーVII リベレーション』はスクウェア・エニックスのアクションRPGです。元になっているのは1997年の『FINAL FANTASY VII』で、星の生命力を吸い上げて売る巨大企業と、それに抗う人々の物語でした。同社はこの原作を現代の技術で作り直すにあたって三部作に分け、2020年に1作目『ファイナルファンタジーVII リメイク』、2024年に2作目『ファイナルファンタジーVII リバース』を発売しています [2]。今回が3作目にして最後です。公式サイトもタイトルの上に[EPISODE 3]と添えています [3]。
PlayStation.Blogの記事は、本作をリメイクで始まりリバースへ続いた物語の「epic finale」、壮大な結末だと書いています [1]。三本で一続きの物語なので、シリーズを一本もやっていない人が3作目から始めるのは順序として勧めにくいところです。
6月のリリースが空けていた二つの欄
このゲーム自体は6月に発表済みでした。2026年6月6日付のリリースが、リメイクシリーズの完結編であること、そしてシリーズ初のマルチプラットフォーム同時発売であることを先に伝えています。ただし商品概要の発売日欄は「2027年春予定」、価格欄は「未定」でした [4]。9月3日のリリースはその二つを埋めています。
発売日は2027年4月8日(木)。対応機種はNintendo Switch 2、PlayStation 5、XBOX Series X|S、XBOX on PC、Steam、Epic Games Storeの6つです。一行だけ表記が動きました。6月に「Microsoft Store on Windows」と書かれていた位置が、今回は「XBOX on PC」になっています [2][4]。
価格は7種類、いずれも日本での税込価格です。通常版(パッケージ/ダウンロード)9,900円、リメイクシリーズトリロジーエディション(ダウンロード)11,330円、プレミアムエディション(ダウンロード)14,278円、プレミアムプラスエディション(ダウンロード)16,478円、デラックスエディション(パッケージ)19,140円、コレクターズエディション(パッケージ)57,596円、リメイクシリーズ コンプリートエディション(パッケージ)77,777円。トリロジーとコンプリートの2種は『FINAL FANTASY VII REMAKE INTERGRADE』と『FINAL FANTASY VII REBIRTH』を含む三部作セットです [2]。日本国外の価格は二つの文書のどこにも書かれていません。今の時点で換算してみる根拠がないということです。
11,330円には条件がついています
トリロジーエディションの価格には注釈が一つついています。11,330円は予約購入時の価格であり、予約購入後すぐに1作目と2作目がプレイできるという内容です [2]。単体の通常版9,900円に1,430円足すと三本になる計算なので、シリーズを一本もやっていなくて2027年4月までに前の二本を終えるつもりなら、ここが一番割の合う場所です。ただしこれは発売まで続く定価ではなく、予約期間にだけ成立する価格です。予約がいつ始まっていつ締め切られるのかは、二つの文書のどちらにも書かれていません。
パッケージ版を買う人が見ておく注釈がもう二つあります。Nintendo Switch 2のパッケージ版は、ゲームデータを収めない「キーカード」での販売です。PlayStation 5のパッケージ版も、インターネットに接続して追加データをダウンロードしないとプレイできません [2]。どちらも箱だけで完結しないので、空き容量と回線は先に確認しておく話になります。CEROは「審査予定」のままです [2]。
エディションの中身はPlayStation.Blogのほうが詳しく書いています。プレミアムエディションは本編にストーリー拡張パス、24時間の先行プレイ、ゲーム内アクセサリのReclaimant Choker、序盤用の消費アイテムが付きます。プレミアムプラスエディションはそこにデジタルアートブック、デジタルミニサウンドトラック、召喚マテリアPolydroid Alexander、ゲーム内防具Nymphwing Bracelet、ゲーム内アクセサリRisk Taker’s Chokerが加わります。予約特典はエディションによらず共通で、召喚マテリアMecha-Chocobo & Moogleです [1]。
ハイウインドと、四着のユニフォーム
ゲーム内容で今日初めて出たものもあります。移動はシリーズでおなじみの飛空艇ハイウインドで行い、PlayStation.Blogは今回の舞台をこれまでにない規模のオープンワールドと書いています。チョコボの相棒には名前があり、ピコ(Piko)といいます。乗り物であると同時に戦闘にも加わる仲間で、パーティと一緒に成長します [1]。
バトルにはFITSという新システムが導入されます。Function-Integrated Tactical Suitwearの略で、機能を組み込んだ戦術用の装いという意味です。Warrior、Knight、Black Mage、Summonerの専用ユニフォーム4着を着替えると、使える技と見た目が一緒に変わります。探索中はパーティメンバーをリアルタイムで切り替えて動き、グラップリングガンで屋上へ上がって街を渡ります。特定のクエストを誰に任せるかを選ぶと、その選択で物語が分かれます。リバースにあったカードゲーム「クイーンズブラッド」は、レッドXIIIを中心に据えた新しいキャンペーンとして戻ってきます [1]。なおスクウェア・エニックスは、リリースに載せた画面写真がすべて開発中のものだと断り書きを入れています [2]。
確定したのはここまでです。日付と日本での価格は出て、予約が開く日と日本国外の価格はまだです。トリロジーエディションの11,330円が予約期間にだけ付く価格である以上、次に開くべき文書は予約開始を告げる告知になります。
出典
[1] Square Enix. Final Fantasy VII Revelation launches on PS5 April 8, 2027. PlayStation.Blog、2026年9月3日。
[2] スクウェア・エニックス. 『ファイナルファンタジーVII リベレーション』2027年4月8日(木)発売決定. スクウェア・エニックス プレスリリース、2026年9月3日。
[3] スクウェア・エニックス. FINAL FANTASY VII REVELATION 公式サイト. スクウェア・エニックス、2026年9月3日確認。
[4] スクウェア・エニックス. 「ファイナルファンタジーVII リメイクシリーズ」完結編 『ファイナルファンタジーVII リベレーション』2027年春発売決定. スクウェア・エニックス プレスリリース、2026年6月6日。
スクリーンショット
画像: Steam 公式素材



