第2部が開いた春に、ブルーアーカイブの先生になるということ
銃を持つ生徒たちの学園都市キヴォトスで「先生」として事件に関わる、リアルタイム戦術RPGです。日本版で第2部が開幕した2026年4月21日以降を基準に、何をする遊びなのか、どこで支払いが発生するのか、最初の10時間がどう流れるのかを、2026年8月22日時点の情報で書いています。

4月21日、第2部が開いた
日本版ブルーアーカイブでは2026年4月21日のメンテナンス後にメインストーリー第2部が始まりました。プロローグ、Vol.0「連邦生徒会」編の第1章「アーモンドの花咲く春の日に」、Ex.「ロア追跡」編の第1章が同時に開き、SRT特殊学園FOX小隊の★3ニコと★3クルミ、★1オトギがプレイアブルになりました。第1部の最後の事件のあとのキヴォトスを舞台に、連邦生徒会長を名乗る人物が現れるところから話が動きます。
2021年2月4日にサービスが始まったゲームが、5年と少しで物語の2幕目に入ったわけです。だからいま語られていて、だから初めて触る人には妙なタイミングでもあります。第1部は完結した状態で丸ごと残っていて、第2部はまだ1章ぶんしかありません。8月5日には5.5周年としてイロハ(水着)とイブキ(水着)が追加され、この期間は★3の排出率が通常の3%から6%に上がっています。
「先生」という立場
何をするゲームかを先に言うと、プレイヤーは「先生」です。舞台は巨大な学園都市キヴォトスで、生徒たちは頭の上に光る輪を浮かべ、銃をかばんのように持ち歩いています。先生は連邦捜査部「シャーレ」の顧問として赴任し、学校ごとに起きる事件に首を突っ込みます。最初の任務は、借金に追われるアビドス高等学校の生徒たちを助けるVol.1です。
ジャンル名はリアルタイム戦術RPGですが、体感はビジュアルノベルに戦闘がついたものに近いです。会話パートが長く、生徒ごとに個別ストーリーと、メッセージアプリ形式の会話「モモトーク」があります。開発はNEXON GamesのMXスタジオ、日本での運営はYostar、韓国とグローバルはNexonです。
戦闘は自動、EXスキルだけ手で
戦闘は横画面で、6人の生徒(前衛のストライカー4人、後衛のスペシャル2人)が勝手に前進し、遮蔽物に隠れながら撃ちます。プレイヤーが触るのはEXスキルだけです。コストがたまったら画面下のカードを選んで敵の上に落とし、あとは生徒たちがやります。倍速と自動戦闘があるので、通常ステージは手を離して回せます。
最初の10時間はこう流れます。Vol.1アビドス編を読み、ステージを進め、カフェで報酬を受け取り、スケジュール(生徒の好感度と育成素材を得る日課)を回す。ステージにはAPというスタミナが要り、APが切れたらその日は終わりです。難しくなるのは総力戦(ボスレイド)と後半のハードステージで、そこからは敵の装甲タイプと生徒の攻撃タイプを合わせる編成の勉強が要ります。
青輝石8,000個で何回引けるか
支払いはガチャ(確率型の募集)だけで発生します。1回120青輝石、10連で1,200個です。米国App Storeの価格で青輝石8,000個のパックが64.99ドルなので、1パックで66回引けます(8,000 ÷ 120 = 66.6)。★3生徒が出る合計確率は通常2.5%、ピックアップ(特定の生徒の出現率を上げた期間限定募集)の期間は3%で、そのうちピックアップ対象の1人は0.7%です。1回引くごとに募集ポイントが1たまり、200ポイントでピックアップ生徒と交換できます。200回は青輝石24,000個、さきほどのパック3つぶん(194.97ドル)です。
安く済ませる道もあります。月額課金に近い月間青輝石パックが6.99ドルで、ストーリーと任務の報酬でも青輝石は着実に入ります。5.5周年では7月29日からのログインボーナスで10連ぶんの青輝石1,200個が配られました。周年のたびにこういう配布があるので、大きな記念日の直後に始めると手持ちが違います。キャラ性能で順位を競う対戦が中心ではないので、1回も引かなくてもストーリーは最後まで読めます。月6.99ドルだけの人と月200ドル使う人が、同じ物語を読む構造です。
年齢区分とPC版の事情
不利な話も書いておきます。韓国では2022年秋にゲーム物管理委員会が性的表現を理由に年齢区分を15歳以上から青少年利用不可に引き上げ、Nexonは同年11月29日にイラストとセリフの一部を直した15歳向けの「ティーン版」を別アプリとして出しました。グローバル版のSteamページは対象年齢を19歳とし、「示唆的なキャラクターデザインと大人向けの会話を含む」と注記しています。米国App Storeの区分は16+です。制服の生徒の水着イラストが毎年夏に出るゲームで、そこが気になる人には向きません。
プラットフォームは2026年8月22日時点でiOS、Android、PCです。日本版のPC版は2026年1月20日19時に公式サイトのインストーラーで始まりました。Steamではありません。スマホ版と同じアカウントでそのまま遊べて、4月には決済機能も追加されています。韓国・グローバル版のPCは2025年7月にSteamで出ていて、2026年5月26日からSteam Deckとコントローラーに対応しました。
日本が先、韓国・グローバルが4か月後
知っておくと役に立つ構造が一つあります。ストーリーは日本版が先に受け取り、韓国・グローバル版が後から追いかけます。第2部は日本が4月21日、韓国・グローバルが8月18日でした。その前の「デカグラマトン編」第3章「不離一体の空」も、日本は1月18日から29日にかけて順次公開、韓国・グローバルは5月19日と27日です。差はほぼ4か月で固定されています。日本語で遊ぶ人にとっては、先にネタバレを踏む心配がない、ということでもあります。
ゲームの外では、2024年4月7日から6月23日までTVアニメ第1期(Yostar Pictures・CANDY BOX、全12話)が放送されました。第2期は2026年8月22日時点で公式発表を確認できていません。2026年2月4日の5周年に合わせて、1月17日と18日に幕張メッセで「ブルアカふぇす!」が開かれ、そのステージでPC版の決定が発表されました。
向いているのは、長い文章を読むのが苦にならず、学園ものと銃が同居する世界観に抵抗がない人です。手応えのあるアクションを期待すると10時間以内に飽きます。始めるなら順番はこうです。公式サイトのPC版かスマホで同じアカウントを作り、Vol.1アビドス編を飛ばさずに最後まで読む。そこからです。
スクリーンショット
画像: Steam 公式素材


