次のベータパッチを待っているなら、『Slay the Spire 2』はその時間を代替Act 2と新キャラクターに回します
Mega Critが8月14日のニュースレターで、更新の間隔をしばらく広げると告知しました。2週間ごとに出していたベータパッチを減らし、その分を大きなコンテンツに充てる方針で、新コンテンツがベータブランチに載るまで最短でも1か月かかると書いています。

更新を増やすという約束はよく聞きます。減らすと先に知らせる例は多くありません。Mega Critが2026年8月14日にSteamへ投稿した8月のニュースレターは後者でした。2週間おきに来ていたベータパッチをしばらく間隔を空けて出し、そこで浮いた時間を代替Act 2(Alternate Act 2)と新キャラクターに充てると書いています [1]。2026年9月3日時点で、この告知のあとに新しい告知は出ていません [3]。
デッキを組んで塔を登る作品の続編です
『Slay the Spire 2』はMega Critが開発と販売を自社で手がけるデッキ構築ローグライクです。戦闘のたびにカードを選んでデッキを太らせ、そのデッキで塔を1階ずつ登り、倒れたら最初から登り直します。Steamの紹介文は、象徴的なローグライクデッキビルダーが帰ってくると記しています。2026年3月5日に早期アクセスで発売されました。早期アクセスは、完成前の版を販売しながら公開の場で直していく売り方です。2026年9月3日時点の日本での価格は2,800円で、ひとりで遊ぶモードとオンライン協力プレイの両方が入っています [2]。
小刻みにではなく、大きく出す
Mega Critの説明はこうです。2週間周期のおかげでやることリストをいくつも消せたし、変更を動的かつ実験的に入れられた。ただ、そうやって小分けに配っていると、プレイヤーがいちばん待っている大きくて影響の大きいコンテンツに時間を割きにくい。だから更新の間隔をしばらく広げる。そのうえで、正確なペースも、そのペースが規則的かどうかも保証できないと明記しています [1]。
待つ側が握っておく数字はひとつです。新コンテンツがベータブランチに載るまで最短でも1か月かかると8月14日に書いているので、いちばん早くて9月中旬です。ベータブランチは、製品版の代わりにテスト版を選んで受け取るSteamの経路です。同じ投稿は、8月下旬は年に一度のチーム休暇で不在になるため8月27日のパッチはないと先に伝えており、ほぼリモートの会社なので直接会う時間には意味がある、と添えています [1]。9月3日にSteamの告知一覧を開くと、その予告どおりでした。最後のベータパッチノートは8月14日のv0.111.0で、8月27日付のパッチ告知はありません [3]。
消した項目と、抱えている項目
「Roadmap Revisited」の節はふたつのリストで構成されています。追加済みとして挙がっているのは、Steamワークショップ対応、モンスター図鑑The Bestiaryの初期の骨組み、バッジとスコアのシステム、繁体字中国語とインドネシア語のローカライズ、そして多数の新規カードとレリックです。作業中として挙がっているのは、実験的なゲームモード、代替Act 2、新キャラクターの3つで、原文は後ろのふたつを太字にしています [1]。
ひとつだけ、外からはまだ確認できません。2026年9月3日時点でSteamストアページの対応言語表は14言語を載せており、繁体字中国語もインドネシア語もそこにありません [2]。新コンテンツの画像もありません。ネタバレが嫌いだとして、足の絵を1枚だけ置いています [1]。
質問箱から返ってきた答え
ニュースレターの後半はファンから届いた質問に開発陣が答える場で、今回の回答はほとんどCaseyが書いています。難易度の段階であるAscensionは1段上がるごとに戦況が不利になりますが、続編ではAscension 10がほぼ最高難度になるだろう、というのが現時点の考えだそうです。続編はキャラクター数が多く、20段まで登らせるのは苦行になるという理由です。カードに効果を足すEnchantmentsは、重ねがけを意図的に禁じていると明かしました。1枚のカードで雪だるま式に膨らむ確率が上がるからで、カード作りではなくデッキ構築を味わってほしいという意図です [1]。
時期が絡む答えもふたつあります。Steamの実績はv1.0の正式リリース時に付きます。タッチスクリーン操作はモバイル移植の作業に乗ってくる可能性が高いとしていますが、そのモバイル版がいつ、どの機種で出るのかは告知されていません。キャラクターの見た目や色を変える機能は悪くない案としつつ、少人数のチームなのでいつ優先できるかは分からないと付け加えています [1]。
9月10日までに決めること
読者に期限が付いている項目はひとつだけです。次号のコミュニティ表紙イラストの募集で、テーマはSeptember in the Spire、サイズは800x450ピクセル、文字は入れず、タイトルが入る余白を残すこと。応募先はfanmail@megacrit.comか公式Discordのファンアートチャンネルで、締め切りは9月10日木曜です [1]。もうひとつのコミュニティ話題はすでに終わっています。中国のコミュニティ大会Cat Food Cupの第7回で、8月8日から8月30日までbilibiliで開かれ、2人が同じシードを走り、より深く、より速く登ったほうが勝ちという規則です [1]。
足りないのは日付です。Mega Critは次の更新がいつなのかも、代替Act 2と新キャラクターのどちらが先に来るのかも書いていません。約束したのは来月またニュースレターを出すことだけなので、確かめる場所はSteamの告知一覧に絞られます [3]。
出典
[1] Mega Crit. The Neowsletter - August 2026. Steam公式告知、2026年8月14日。
[2] Valve. Slay the Spire 2. Steamストア、2026年9月3日確認。
[3] Valve. Slay the Spire 2 告知一覧. Steamニュースハブ、2026年9月3日確認。
スクリーンショット
画像: Steam 公式素材
出典: Mega Crit ↗



